ガリレオおじさんの愉快な日記

ラーメンショップ好きのおっさんがただ書き殴るだけ

ガ ン ダ ム ス タ ン プ ラ リ ー in 2020.mp2

(撮影:1/19, 記:2/9)
こんにちは。
スミマセン、諸事情により記事の投稿が滞っていました。

第一回遠征は雪が降っていたのでめちゃくちゃ寒かったです。
第二回遠征は幸い快晴のため、万全の態勢で臨むことができそうです。

結果報告ですが、25/65までいきました!まだまだ先は長そうですねー。今回は11駅だけですが、その分濃いメンツばかりだったように感じます。
攻略エリアについてですが今回は、千葉エリアを攻めることといたしました!ルートとしては、まず新松戸に行き→常磐線で取手を目指し→Uターンして三河島まで行きました!(最後、北松戸のランバ・ラルを取り忘れていたので取りに行きました笑)

ていうか千葉県移動めんどくせぇ!
取手あたりなんか中々電車来ないから待ちぼうけ喰らいましたよ!

しかし思ったのですが、こうやって少しづつエリアを戦略的に攻めていくのはシュミレーションのようで楽しいですね。スタンプラリーRTAとかやってみるのもいいかもしれません。絶対大変だと思いますが笑

あと、やってみると分かるのですが、結構疲れます笑。基本的に立ちっぱなし、歩きっぱなしなので10駅くらい周るだけでめちゃくちゃ疲れますよ!

目次

スタンプ進捗報告












各駅の写真






今日のガンダムグルメ

今日はいろり庵きらくで"シャア・アズナブルの赤い紅生姜のかき揚げそば"を注文しました。
紅生姜のかき揚げの上に、ジオンのエンブレム型の海苔が乗っかってます。
前回の3倍辛ラーメンと比べると、オーソドックスな味付けなので食べやすかったです。

また、値段も税込540円とコスパがいいので、シール集めにいいかもしれません。

やたらと主張の強い新松戸のギャン

新松戸駅に降り立つと、ギャンのポスターがこれでもかという勢いで己の存在をアピールしてきます。



そんなに言わなくても分かるよ!!

そして帰り際も、しっかりとアピール。


「こいつ…喋るぞ!?」
(マさんは巣鴨にいるらしい)

めっちゃ存在感をアピールしてくる新松戸駅のギャン君でした。

柏のガチャゾーン


柏駅に降り立つと、ずらりと並んだガチャゾーンがお出迎え。圧倒的じゃないか!


黒い三連星ということでなんとなくドムヘッドのガチャを回してみた。本当になんとなく。

取手のZガンダム


Youは何しに取手に?と思わずツッコミを入れたくなるzガンダム 。いや、取手をバカにしてるわけではありませんが、JR東日本の采配が謎すぎるんですよ!

大尉のスタンプはここだ!!(迫真)

北松戸駅ランバ・ラル吉永小百合さんのポスターの上で更に主張する、ラルさん。
同じポーズのラルさんが3枚並ぶ光景がとてもシュールです。

第三回ガンダムスタンプラリー遠征計画

千葉エリアは移動が面倒でした。次回の遠征計画としては、総武線沿線を制覇したいと思います!。やはりちょこまかと攻めていくより、ある程度まとまった駅を攻略した方が効率が良いのかもしれません。

それでは、アムロ!行きまーす!


第一回

第三回

ガ ン ダ ム ス タ ン プ ラ リ ー in 2020.mp1

本垢から移しました。
(撮影:1/18, 記:1/19)

いやあ〜大変でしたよ!第一回ガンダムスタンプラリー遠征は。
まず結果から申し上げますと、14/65駅を達成しました!!(ワーワー!ドンドン!パフパフ!)

予想していたのですが、一日じゃ無理でした!

という訳で、何日かに分けてスタンプラリー完走を目指したいと思います。

さて、詳細なご報告をさせていただきたいと思います!(もちろんバッチリ証拠写真も収めてきました!)

目次

スタンプ進捗報告

スタート駅なのですが、後ほどご報告させていただくガンダムグルメを堪能するために、赤羽駅をスタート駅とさせていただきました!
ルートとしては、赤羽→尾久→一旦赤羽に戻って埼京線で新宿を目指す→山手線と総武線を乗り継ぎ西荻窪を目指すといった形になりました。とりあえず西を目指しまくりました!笑









各駅の写真

各駅にガラス張りのどでかいポスターが飾られていたのでいくつか紹介したいと思います。










ガンダムグルメ報告


はい!当初より狙っていましたTOKYO豚骨BASE made by 一風堂の豚骨!赤い彗星〜3倍辛ラーメンを食してきました!

ぶっちゃけめちゃくちゃ辛かったです笑

周りが博多豚骨ラーメン食ってるのに、自分だけ中本の北極食ってる見たいな気分だし、鼻水ずるずるだし、変な汗かくし、「ガンダムラーメン一丁!」とか言われるしで中々の勇気が要りました。

舐めて掛かると痛い目を見ます。流石赤い彗星(と、一旦シャアを持ち上げつつ…)。

新宿駅アクシズ


逆シャア最後のシーンですね。

かの有名な、シャア・アズナブルによる「ララァバブみ感じカミングアウト」のシーンです。
そのやり取りがこちら。

シャア「そうか。しかしこの暖かさをもった人間が地球さえ破壊するんだ。それを解るんだよ!アムロ!」
アムロ「わかっているよ!だから!世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!!」
シャア「フン!そういう男にしてはクェスに冷たかったな!えっ!」
アムロ「俺はマシンじゃない!クェスの父親代わりなどできない!・・だからか・・貴様はクェスをマシンとして扱って・・!!」
シャア「そうか・・クェスは父親を求めていたのか・・。それで、それを私は迷惑に感じてクェスをマシンにしたんだな・・?!」
アムロ「貴様ほどの男が・・・なんて器量の小さい!」
シャア「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!そのララァを殺したおまえに言えたことかっ!!」
アムロ「お母さん・・?ララァが・・?うわぁっ!」
(ここで2人の会話が途切れる。恐らく2人とも死んだと思われる。)


※下記サイト様より引用

文章にすると、シャアの突然のバブみカミングアウトにアムロがドン引きしてるように見えるのがまたシュールな笑いを誘う。

辞世の句が「ララァバブみカミングアウト」とか恥ずかしくないのかよ。
そんなんだから素っ裸にバカにされるんだぞ。
おい、シャアよ。

西荻窪駅パラス・アテネ


手作り感満載のクオリティが、逆にインパクトを高めている気がする…


アムロ「さわらないでください!(迫真)」
キレる若者、アムロ・レイ
そんなにキレてるとまたブライトさんに殴られるぞ。

第二回ガンダムスタンプラリー遠征計画

東京の北と西エリアは制覇したので、次は山手線沿線グルグルを目指すか総武線沿線を目指すか千葉エリアを目指すかですかね〜?
山手線沿線は場所が多いのでフリーパス購入も視野に入れていきたいと思います。
それでは。アムロ、行きまーす!

第零回

第二回

ガ ン ダ ム ス タ ン プ ラ リ ー in 2020.mp0

本垢から移しました。
(記:2020/1/18)

こんにちは。
突然ですが、今ガンダムスタンプラリーなるものをJR東日本がやっているのを偶然発見してしまいまして、無性にやりたくなってしまいました。なので、やります!ガンダムスタンプラリー!

目次

ガンダムスタンプラリーって何?

まずガンダムスタンプラリーについて軽くお話しします。といっても、スタンプラリーなのでお分かりかと思いますが、JR東日本の65駅を行脚してスタンプを集めるのが最終ゴールです!

結構多くね?いや、めちゃくちゃ多くね?


※下記公式サイト様より引用


対象となる駅は下記の通りです。


※下記公式サイト様より引用


千葉県から東京都まで、結構幅広いですね〜。
中々骨が折れそうです。

ガンダムグルメが気になる

ガンダムグルメなる特別メニューが期間限定で提供されているみたいです。
特に僕が気になっているのが、TOKYO豚骨BASE made by 一風堂の豚骨!赤い彗星〜3倍辛ラーメンです。
辛いラーメン美味しいですからね。気になります。
でも1日数十食しか出してないみたいなので、食べられるかは半分くらい運ゲーですね。公式サイトをしっかりとチェックしたいと思います。


※下記公式サイト様より引用

君は生き延びることができるか?

そんなわけで、早速スタンプラリー行脚を始めたいと思います。

ルートは、適当!笑。とりあえず気の赴くままにスタンプを集めていきますよ。

それでは。アムロ!行きまーす!

第一回

サラリーマンはオワコンなのか?

本垢から移しました。

こんにちは。
巷ででよく「これからの時代はフリーランスだ!起業だ!未だにサラリーマンやってる奴はバカ!AIに淘汰され…」云々の話をよく見かけます。
好きなことして生きていくっていいですよね。
PC片手にカフェでスマートに仕事ができれば、わざわざ満員電車に毎日乗らなくてもいいですもんね(そもそもスマホで充分⁈)。
そんな僕は未だにサラリーマンをやっています。。
今日はそんな現役社畜たる僕がなぜそこまでしてサラリーマンにしがみつくのかを綴っていきたいと思います。

まず僕のプロフィールを簡単に紹介します。
職業:ハード系技術者
業界:製造業

いわゆるモノつくりの仕事です。「日本はオワコン!」と声高らかに叫ぶ方々が一番バカにしていそうな業界ですね。
では、何故そんなオワコンと呼ばれている業界で、サラリーマンとしてしがみつくのかを一つずつお話ししていきましょう。

目次

サラリーマンでいる理由①デカいビジネスがしたかったから

あえてこの理由を先に書いてみました。
フリーランスと大企業の一番の差って何でしょうか?それはズバリ、お金の量です!
まてまて!でもお前フリーランスより稼いでねーじゃん!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、稼ぎの話ではありません。会社が持っているお金の量です。
僕はこの会社が持っているお金の量に惹かれて、大企業を志望しました。何故か?
それはお金を持っている企業は投資しやすいからですね。投資しやすいとは、すぐにお金にならないけど、将来お金になるであろうビジネスを予め準備しておける余裕があることを意味する。つまり、新しいビジネスチャンスがそこら中に転がっているわけですよ!

少人数でやることがいかに大変かのお話しをしましょう。研究室時代に私が泡銭に無心していた頃のことです。
当時、研究助成金なるものにて100万円を手にしたことがあります。100万円というと、研究をやるのにはまああまり大した金額ではないのですが、この100万円手に入れるのも中々大変です笑。
実験とかの合間に、研究計画(会社で言う所の事業計画)を必死に書いて、何度も何度も校正して、結局書き上がったのが半年後とかそんなレベルです。

そんなことしてるくらいなら、金持ってる所行けば一発終了じゃないっすか!笑
確かに今はクラウドファンディングとかありますけど、それでも所詮集められるのは一回で数千万円くらいが限界じゃないっすか!笑
それじゃあデカいビジネスは無理でございます。世界を股にかけるような商売をするには、もっと数千万の投資を何回もとかそういうレベルの投資が必要なのです。じゃあそういったビジネスがやりやすいのはどこか?やっぱり大企業なのですよ。

サラリーマンでいる理由②そもそもオワコンじゃないし

はい。大企業が何故こうもしぶとく生き残っているかというと、我々サラリーマンがオワコンじゃない戦場で戦っているからです。大企業が大企業たらしめているのは、需要の高いビジネスをしているからなのです。当たり前ですよね。金にならないビジネスは明日には捨てられてポイです。

そして、何故個人が太刀打ちできないのかというと、ビジネスをやるのに多くのお金、従業員、設備やノウハウが必要になるからです。つまり、参入障壁が高いことを意味します。個人ではそもそも無理なのです。
確かに投資を誤って沈んでいく企業はあります。が、上記の理由から簡単に沈むことはありません。我々も指をくわえて黙って眺めている訳ではありません。その余命期間が長いのが大企業の強みの一つだと僕は思っています。

でも、大企業だってリストラされてるじゃん!って思われるかもしれませんが、それでもすぐに首を切られることはありません。何故なら正社員は法律によって簡単に首を切れないからです(これは、派遣社員が簡単に首を切られる問題に繋がってもいるのですが、ここでは触れないでおきます)。また、再就職先が見つかるまでの面倒を見てくれるなどの恩恵も、比較的受けやすいです。なので、そのカードを持っているならわざわざそれを捨てるというのは勿体ないというのが僕の考えです。

でも、でも!アメリカのベンチャーだってやれてるじゃん!って答えがあるかもしれませんね。その質問にお答えします。
アメリカでは確かに、スタートアップなどのベンチャー企業が弱小ながらも戦えてるという事実がありますが、その理由は出資者≒パトロンがいるからなのです。
有名な例でいうとソフトバンクGの孫正義さんがこれに当たります。孫さんはWeWorkとかUberに出資してますよね。そういったベンチャー企業は、懐にお金が無いので、そういった金持ちからお金を出資してもらうのです。結局のところ、お金を持っている人がお金を持っていない人の才能を開花させる。こんなところだと思います。

しかし、金持ちというのは気まぐれです。金持ちがこいつらはダメだと判断したら、出資されている企業は一気に傾きます。実際、 WeWorkなんか孫さんが「こいつらはダメだ!」って創業者追い出しちゃったじゃないですか。しかも寝る間も惜しんで会社に尽くしてきた従業員も大量リストラ。これってすごく悲しくないですか?だったら安定している企業で、少しずつビジネスチャンスを掴む方が賢いと僕は思っています。あくまで持論ですが。。

サラリーマンでいる理由③やっぱり最後は、金

この意味には2つの理由があります。
まず1つ目は私的な理由。
当たり前ですが、人は飯を食わないと死にます。今でこそ日本は大体生きていける社会になりましたが、僕は食べ物を作れないからお金を使って生きるための食い物を得ています。スーパーに行って、食材を買ってなんとか生き延びています。当たり前の話なのですが、明日いきなり収入が無くなったらどうするのですか?人からお金を借りて、迷惑をかけながら生きていく覚悟はありますか?1人でやっていく、少人数でやっていくというのはそのような修羅の道なのです。 

2つ目は社会的貢献。
これは法人としての理由ですね。よりいいものを世の中に送り出そうと思ったら、個人プレイだけじゃ無理ですよ!営業とか事務とか開発とか運営とか企画とかを全部1人でやるのは、現代社会ではほぼ不可能に近いです。それが出来るのはせいぜい自分の守備範囲で賄えるちっこいビジネスだけです。僕はそれが嫌だったので、大企業でサラリーマンやってます。小型船の船長として近海を周るより、大型船の船員として世界を駆け巡りたいのです。

おわりに〜修羅道を往く覚悟はあるか〜

最近、オンラインサロンなるものが、大学生や若い社会人を中心に流行っているらしいですね。なんでも、サロンに入会してビジネスチャンスを掴むきっかけ作りにしているみたいです。みんなでワイワイやりながら成長出来るのが強みみたいです(違ってたらごめんなさい)。

でもはっきり言っていいですか。プロになる覚悟あんの?って思っちゃいます。
自分語りになりますが、僕もアマチュアのサックス吹きとして10年近くやっていて、人前で演奏した経験も何度もあります(10年といっても、土日がほとんどですので時間にして約10000時間位でしょうか)。それだけやっても未だにアマチュアレベルですが、人前でやっても恥ずかしくないレベルにはなっていると自負しておりますし、周りからも上手いという評判をいただきたいております。僕が惰性で10年掛けてやっと人前に出られるレベルですよ?大学生や社会人になってからそんなに続けられる人っているんですかね?しかもお金払って。

それはお前のやる気がないだけだろ!って思われるかもしれませんが、それだけプロ、その中でも自分の特技や芸のようなものをビジネスにするのって難しいんですよ。実際、音大とか芸大とか声優とかめちゃくちゃ狭き門じゃないですか。プロになるにはそういう修羅場をくぐり抜けてきた猛者達と戦わなきゃならんのです。それってめちゃくちゃ辛くないですか?サラリーマンなら休日使って、それを少なくとも10年位続ける覚悟はありますか?ワイワイ集まってやるのは結構ですが、ビジネスにするには最後はライバルとの戦い、己との戦いになると思います。

のほほんと構えていては敵に斬られて終わりです。もしくはそもそも芽すら出ずに終わるか。。いずれにせよ、生易しいものではなさそうです。
厳しいことを書きましたが、10000時間やってるアマチュアサックス吹きからの意見でした。

ナノインフルエンサーという言葉の違和感

こんにちは。

最近インターネット界隈で、やれコンサルだの、サロンだの、インフルエンサーだの横文字系の言葉がもてはやされています。僕自身はその言葉自体を批判したいわけではありませんが、一方で何となくこういった言葉を使うと「箔がつく」感じがしませんか?

今回は、そういった言葉を何となくで使うことの危険性についてお話ししたいと思います。

ナノインフルエンサーという言葉の違和感

僕が違和感を感じたのは、下記の言葉です。

マイクロ・インフルエンサー:10万以下のフォロワー数を持つ、比較的ニッチで専門的な分野に強いインフルエンサー。メガやマクロよりも均一的なオーディエンスを持ち、特定の分野で強い発言力を有する。いわゆる「専門家」「オタク」に近い位置にいる。
ナノ・インフルエンサー:フォロワー数1,000~5,000の、最小規模のインフルエンサーで、自身のコミュニティ内で強い影響力を持つ。親族、クラスや地域社会でのリーダー的存在に匹敵する。

※下記サイト様より引用
https://www.google.co.jp/amp/s/amp.review/2019/02/07/nano-influencers/amp/

僕はこのサイトを批判したいわけではなく、このようにいたずらにそれっぽい言葉が使われていることに対して違和感を感じています。

確かに、ただの方便として使いたい気持ちも分かりますが、単に定性的な規模感を表したいのであれば、"スモール"や"ミドル"や"ラージ"で充分なはずです。一方で"ナノ"や"マイクロ"はそれぞれ"10^-9"と"10^-6"という定量な意味を持ちます。

なので、"ナノ"インフルエンサーが1000〜5000人、"マイクロ"インフルエンサーが5000〜100000人と本来の意味合いから違う言葉の使われ方をしていることに疑問を感じています。

これを見て、僕は思わずこのようなツイートをしました。

2+2=5

細けぇこたぁいいんだよ!と考えたい気持ちは分かりますが、安易に本来と違う意味で言葉を使い続けることは危険を伴うものだと僕は考えています。

僕はこういった言葉が安易に世に出回ることに危機感を覚えています。何故ならこの言葉から始めて"ナノ"であったり"マイクロ"を知った人が、1000ならナノ、100000ならマイクロ!と間違った定義でその意味を理解してしまう可能性を孕んでいるからです。
※ナノとマイクロの本来の差が1000倍であるのに対し、このケースでは100倍。

間違った事実だったとしても皆がそれを真実として捉えれば、それは真実になるということです。これは「情けは人のためならず」であったり、「天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず」が間違った解釈をされるといった現象に似ています。

皆が正しい解釈をしているのならばよいのですが、間違った解釈を指摘する人が誰も居なくなってしまうと、誰も間違っていることに気付けないのです。これは、とても恐ろしいことです。

でも、それは言葉の意味が時代とももに変化してるだけだからいいじゃないか!と仰られるかもしれません。しかし定量的な言葉は注意が必要です。何故ならば、サイエンスの世界では言葉の定義がとても重要だからです。間違った解釈は、研究の不正であったり、研究者としての信用を失うきっかけとなります。
また、ビジネスの世界でも問題が起こります。我々のような技術者は、"ナノ"であったり、"マイクロ"という接頭語に細心の注意を払っています。図面の寸法であったり、公差のミスが大事故に繋がるからです。間違った解釈は許されません。

ジョージオーウェルの「1984年」という小説では、2 + 2 = 5という論理が真実として語られています。2 + 2 = 4が真実として語る者がいなくなれば、"真実"は"異端"へと変質するのです。
僕はそのような悪夢の世界に生きたくありません。

今回のケースは"ナノインフルエンサー"という言葉の違和感がきっかけでしたが、いち技術者として、このような警鐘を鳴らしておきたいと感じた一件でした。