ガリレオおじさんの愉快な日記

ラーメンショップ好きのおっさんがただ書き殴るだけ

Dear John

最近洋楽の翻訳をしてると、見慣れない表現が出てくることがあります。今日はそんな翻訳してて楽しかったことのお話です。

目次

翻訳してて一番楽しかった曲

A Dear John Letter

A Dear John Letter

  • スキーター・デイヴィス & Bobby Bare
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僕が翻訳した中で、一番楽しかったのはこのSkeeter Davisの『A Dear John Letter』という曲です。
この曲を翻訳する前、僕はこの曲を聴きながら『陽気でええ曲やなあ〜』と呑気に思っていたのですね。

しかし、いざ翻訳してみるとあらビックリ。
とんでもない内容だったのです笑

I was overseas in battle when the postman came to me

出兵していたある日のこと、配達員が君からの手紙を運んで来てくれた。

He handed me a letter and I was just as happy as I could be

手紙を受け取った時、僕はとても嬉しかったよ。

Cause the fighting was all over and the battles have all been won

至るところで戦って、全てに勝ち続けているからさ

But then I opened up the letter and that started dear John

でも、僕が手紙を開けた時、僕の目に飛び込んできたのは"Dear John"の文字だったんだ…

Won't you please send back my picture my husband wants it now

『親愛なる〇〇様。私の夫が私の写真を欲しがっているので、送っていただけませんか?

When I tell you who I'm wedding you won't care dear anyhow

私が誰と結婚するにしても、貴方はお気になさらないでください。

And it hurts me so to tell ye that my love for you has gone
But tonight I wed your brother dear John

私の愛が無くなってしまったことを伝えるのはとても心苦しいですが、私は貴方のご兄弟と結婚することにしました。』

翻訳しながら、思わず「ウワー」という声が出てしまいました笑

Dear Johnって、三行半の枕詞だったのですね。調べながらそういう意味だったんだなと、考えながら翻訳するのが結構楽しかったです。

まだまだ知らない世界がある

英語といっても、ビジネスで使うものって本当にごく限られていて、しかも実用的なものしかないのですよね。

だから"Dear John"なんて言葉は多分絶対に使わないだろうし、知ることも無かったと思います。

だからこそ、洋楽の翻訳って色々な語彙を学ぶチャンスなのかもと感じております。特に昔の曲なんかだと、言い回しが今と違っていたりと面白いです。

そんな訳で、今日は翻訳の楽しさについて語ってみました。